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明晰夢や体外離脱と言うと、あまり聞きなれないかと思います。

簡単に説明しますと、明晰夢は「夢を夢だと理解した状態の夢」を指し、体外離脱というのは大雑把に言えば某双子芸人さんがネタでやっていた幽体離脱とほぼ同じイメージで大丈夫です。

こういったオカルトめいた内容は機会がない限りなかなか触れることはありませんが、本記事では、一般的には体験する機会の少ない体外離脱についてお話していこうと思います。

体外離脱とwiki

Wikipedia曰く、体外離脱というのは

自分の肉体から抜け出た世界を体験することである。

とあります。

こういった現象は遥か昔、それも古代エジプトから始まり、ギリシャ哲学やヒンドゥー教にイスラム教など宗教文化でも見られました。

先ほど幽体離脱と体外離脱はほぼ同じと言いましたが、言葉が似ているけど何か違うの?という方に少し説明しておきましょう。

神智学では人の身体の中にはいくつかのエネルギー体が層のように重なっていると説いています。

1.肉体
2.命を司るエーテル体
3.意識や感情を司るアストラル体
4.思考を司るメンタル体
5.直感を司るスピリチュアル体
6.意志を司るモナド体
7.高次の自己(神)

これらの身体は全て各次元に住んでいて、人は全ての次元にまたがって生きているものだとされています。
肉体なら物質界、アストラル体ならアストラル界、エーテル体ならエーテル界という具合に。

幽体離脱の幽体とは、これら全ての身体を総称した呼び方です。
体外離脱は恐らく幽体離脱の別称ではないかと思います。

さらにまた似た呼び方として「アストラル投射(アストラル体投射)」という呼び方もありますが、これもまた意味合い的には同じものと捉えておいていいのではないでしょうか。

体外離脱とヘミシンク

ヘミシンクというと体外離脱や明晰夢、アストラル投射(アストラル体投射)を調べたことのある人なら一度は目にしているはず。

ヘミシンクは、実際に体外離脱の体験をしたというアメリカの超心理学者、ロバート・モンローによって生み出された特許取得の音響技術です。

CDを聞くだけで変性意識状態―トランス状態―へ導き、自分が体験したい意識世界を旅することが出来るという魔法のようなアイテムです。夢がありますよね。

とまあ、これだけだとイメージが付きづらいかもしれませんので、どういった具合に変性意識へ導くのか少し詳しく説明しましょう。

ヘミシンクでトランス状態へ誘導する

予備知識として、

Hz=周波数

周波数=振動数

音は空気が振動することで発せられるのですが、その音の中には音色と高さと強さの3種類が含まれています。

この中の高さというのは振動のスピード(1秒あたりの振動回数)で決まり、この振動回数を振動数と呼びます。

ヘミシンクでは左耳、右耳と別々に音を聞き取った時に生じる僅かなHzの差を利用して、様々な脳波の状態を作り出しています。

意識状態は基本的には4つに分かれていて、

覚醒している状態の時【β波】は13Hz以上、
リラックスしていたり軽い瞑想状態【α波】は8~13Hz、
深いリラックス、完全な瞑想状態【Θ波】は4~8Hz、
眠っている状態【δ波】は4Hz以下

上記のような極僅かな周波数はあまりに小さすぎて単独で聞く事は出来ません。
しかし、ヘミシンクを使えば意図的に意識を変え、変性意識状態へ持っていくことが出来るんですね。

ヘミシンクの生みの親ロバート氏は、かつて放送局で働いていた時に意識が肉体から離れるような不思議な体験をします。

そこから自分で音が及ぼす意識状態の効果を研究し始め、年月が経ったある日、ついにあの不思議な体験をしたのです。
それが最初の体外離脱で、のちにこの現象を体外離脱現象-英訳:The out of Body Experience-と名付けました。

恐らくですが、このロバート氏のつけた呼び方が広まり、幽体離脱や体外離脱といった様々な名称が出てきたんではないでしょうか。

体外離脱とブログ

体外離脱を体験してみたい方からすると、実体験を綴っているブログはとても興味深いと思います。

実際に体外離脱した内容を記録していっているブログで個人的に参考になったのは「zeroの「体外離脱」と「ヘミシンク」実践記録」さん。

タイトル通り体外離脱とヘミシンクに関する情報が事細かに記載されていて、関係書籍についても書かれています。

実践してみたい方、どんな感じなのか知りたいという方は、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか?

体外離脱で名倉へ

名倉? 某芸人さんが体外離脱体験でもしてるの?

と思った人。違います(笑)
名倉というのは、いわばアストラル界や幽界、霊界といった場所を指す言葉

決して、離脱した世界で名倉という人が番人をしているとかではないですよ(笑)

体外離脱あるある「寝落ち」

いざ身体から抜けようと意識を肉体の外に集中させると、いつの間にか寝てしまうことってありますよね。

時には離脱時に来る金縛りや振動まで行ったのに、あと少しのところで寝落ちてしまった!なんて悔しいケースもあります。

さて、そんな寝落ちにどうやって耐えるか。
体外離脱訓練をしている色んな人のコツを調べてみました。

・体外離脱を始める前にしっかり疲れをとっておく
・自分の意識がどんな状態か細かに認識する(※)
・額に何か重しを載せたりして、寝落ちそうな時にすぐ集中できる環境を作っておく
・脳内で数を数える

基本的には気合いで耐える、という人が多そうです。

※の意識を細かに認識する、というのは「目が閉じそうな状態」「雑念が勝手に湧きおこる」「もう寝落ち寸前」など、意識の段階を自分で分けておき、これらを客観視することで普段から意識をコントロールできるようにしようという方法ですね。

身体の状態によって寝落ちやすくなってしまうこともありますが、そうならないために日頃から疲れをとっておいて、自分の意識を制御できるよう訓練しておくと体外離脱も夢じゃありません。

体外離脱に関する本

書籍を探すとよく目にするのは以下二名の本ですよね。

・ロバート・モンロー
・大澤 義孝

ロバート氏は先ほど紹介したヘミシンクの生みの親で、ご本人も体外離脱経験があります。

彼の書いた本では、体外離脱の体験談をまとめた「魂の体外旅行: 体外離脱の科学」という本が人気なのですが、こちらはシリーズとなっているようで「体外への旅―魂が肉体を脱け出す」や「究極の旅: 体外離脱者モンロー氏の最後の冒険」があります。

また、ロバート氏を更に深く知りたい方は「ロバート・モンロー伝―体外離脱の実践研究者」という本を読んでみてはいかがでしょうか。
彼は晩年をどう生きたのか、どんな風に感じて過ごしたのかなどが記されています。

もう一人、大澤 義孝氏は神秘思想研究家で、幽体離脱(体外離脱)に関する本を何冊か出版しています。

中でも人気なのは、体外離脱をしてみたいという方向けの「幽体離脱入門」。
タイトル通り入門書のようなもので、離脱したあとの世界がどうなっているのか、危険性はないのか、現実に影響を及ぼすのかなど、未知なる世界への疑問が記されています。

また、上記2名以外にも体外離脱を100回以上体験したというロバート・ピーターソン氏の「体外離脱を試みる」も人気。

日記形式で書かれており、何と言っても体外離脱実践者にとって有難いのは、具体的な訓練方法が書かれていること。
イメージ方法や呼吸法、そのほか〇〇は控えた方がいいなど細かに記されています。

幽体離脱の世界はどうなっているのか

体外離脱を経験したい人たちで気にならない人はいないですよね。

現実世界から離れ、行きついた世界はどうなっているのか。

ネット上にあがっている体験談曰く、身体から抜け出ると自分の眠った姿があった、とか、いつも通りの自分の部屋があったという話を目にします。

しかし、念じれば自分の好きな場所に移動できたりするという話もあります。

例えば遠くに住んでいる家族に会いにいけたり、友人、恋人の家にも行くことができると言います。

これらは実際に体外離脱に挑戦した人々の話ではあるんですが、個人的に疑問なのが、臨死体験を経験した人が話す離脱後の世界はまた少し違いますよね。

身体から離脱すると自分の姿と部屋が見えた、までは一緒なんですが、後に凄く明るい光が見えて、気づいたら美しい場所にいた。だとか、逆に地獄のような恐ろしい場所にいた。という話もあります。

故意に体外離脱をして見る世界と、臨死体験をしてみる世界に何か違いはあるのでしょうか。

こういった疑問はもしかすると、ロバート氏の体外離脱の本で答えが書かれているのかもしれませんね。

明晰夢とVR

体外離脱と似ている明晰夢。

冒頭で書かせていただきましたが、明晰夢は「夢の中で夢だと認識している夢」のことで、体外離脱のように自分の意志で行動することができ、そこはまるで仮想現実-VR-のようである、と例える人もいます。

明晰夢は訓練次第で見られるようになるのですが、そうは言ってもなかなか難しいんですよね。

ですが実は、世界ではすでに明晰夢をコントロールできるという画期的アイテムが開発されているんですね。

例えば夢コントロール脳波計測ヘッドバンド「iBand+」。
ヘッドバンドのような形状で、スマホと繋げることで脳波を計測、正しいタイミングでLEDの特殊信号を出すことで明晰夢に導くというもので、見た目も結構vrゴーグルみたいです。

今後、日本だけでなく世界でもVRやロボットなどの科学技術が発展していくと思われます。

過去にも明晰夢を見られるという様々な機器が開発されてきましたが、今以上にVR技術が発展すれば、それこそ本当に、リアルと変わらない明晰夢が見られる日がやってくるのかもしれません。

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